こんにちは。愛知県海部郡に拠点を置き、名古屋市をはじめとした中部地方で太陽光発電設備工事・航空障害灯設備工事・無線基地局の通信工事など、さまざまな電気工事を請け負うアスモ電工合同会社です。
近年、急速に普及し今では私たちの生活に欠かせない存在となったスマートフォンは、電波がない地域では機能が制限されて非常に不便です。
そんな地域にも電波を行き届かせる無線基地局は注目されており、通信工事に携わりたいという方も多くいらっしゃいます。
そこで、今回は通信工事で役立つ資格についてご紹介したいと思います。

電気工事士

一般住宅・公共施設などのさまざまな場所で、電気を通すための工事を行うのが電気工事士です。
電気を扱う作業は、専門の資格所有者でなければ行えないことが法令で定められています。
そのため、電気工事を行う際には電気工事士の資格取得が必須です。
電気に関わる工事を行う方にとっては非常にメジャーな資格として認知されています。
無線基地局の中の設備などの配線工事を行うために、この資格は必要不可欠です。

電気工事士は第一種と第二種の2種類

もう少し電気工事士という資格について掘り下げていきましょう。
試験自体は第一種と第二種ともにマークシート式の筆記試験と実技による技能試験の2段階で構成されています。

なぜ2種類にわかれているのかを一言で説明するなら「それぞれの資格によってどこまでの電気工事を行ってもいいか、法令で定められているから」です。
第二種では、一般住宅をはじめ店舗などに見られる600ボルト以下で受電する電気設備の施行を行うことができます。
第一種では、第二種の施工範囲に加えて、さらに最大電力500キロワット未満の工場やビルなどの施設の施工に対応できます。
このように、設備の最大電力で施工範囲が決められているのですね。

もちろん第一種を取得していれば第二種の範囲も行えますが、未経験から始める方であれば最初に第二種を取得して電気工事の本格的な施工に入ることができる状態にしておくのもいいでしょう。

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