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鉄塔の間で電線を張る方法は?

こんにちは!
アスモ電工合同会社は、愛知県海部郡を中心にあま市などの中部地区で活動しております。
送電線鉄塔や航空障害設備など、電気設備工事の中でも特殊な工事が主な業務です。
皆様、山にそびえ立つ鉄塔はどのように電線が張られているのかをご存知でしょうか?
今回は、鉄塔間で電線を張る方法についてご紹介いたします。

鉄塔間の電線を張るにはヘリコプターを使う?

鉄塔
鉄塔間の距離は長い場合だと500mほどもあります。
鉄塔は山の中に立っていることが多く、樹木が生い茂っているため重機を使うのも難しいでしょう。
このような場合はヘリコプターと協力して電線を張ります。
しかし、電線は重量物なのでヘリコプターで運ぶのは困難です。
では、どのように電線を張っていくのでしょうか?

電線の張り方

まずヘリコプターは、電線の代わりにナイロンテープを運ぶところからスタートです。
ラインマンと呼ばれる架線工事の作業員は、鉄塔の頂上まで登ってもらい、ヘリコプターから垂れ下がっているナイロンテープを受け取ります。
鉄塔の先端へロープを固定し空中で待機していたヘリコプターは次の鉄塔へ移動します。
残されたラインマンは、ナイロンテープを滑車へ乗せ替え、滑車を通じてナイロンテープを巻き取ると同時に、段階的に電線を張っていくのです。
ナイロンテープをワイヤーロープという強くて丈夫なロープに引き換え、それを電線と引き換えることで電線が張られていきます。
これが電線を張る一連の流れです。
ワイヤーロープや電線を送り出すドラム場、巻き取るエンジン場と各鉄塔上で同時並行作業を行います。
そのため、送り出す側、巻き取る側、各鉄塔上の作業員は息の合った操作と作業が必要です。

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