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航空障害灯もLED化?超高輝度LED式航空障害灯について

こんにちは、アスモ電工合同会社です。
弊社では、送電線鉄塔や航空障害設備などの特殊な電気設備工事を行っております。
愛知県海部郡を拠点に、あま市などの中部地区で地域のインフラを守り、人々の快適な生活の一助となれるよう精進してまいりました。
今回のコラムテーマは「超高輝度LED式航空障害灯」についてです。
「超高輝度LED式航空障害灯」の開発の背景と特徴をご紹介いたします。

開発の背景

近代的な風景
航空障害灯に使われている光源の多くは、白熱電球やネオン管です。
しかしこれらの光源は寿命が短く頻繁に電球交換を行う必要がありました。
加えて保守・点検作業には高所作業を伴い、人里離れた山間部に点在している場合もあり、保守点検には多大な労力を要します。
そこで、近年光度が改良された「超高輝度LED」を用いて、寿命が長く効率の良い航空障害灯が開発されました。

超高輝度LED式航空障害灯の特徴

超高輝度LED式航空障害灯は、寿命が長いという特徴を持っています。
寿命は5年8ヶ月ほどで、白熱電球の12倍、ネオン管の5倍です。
理論上は10万時間の連続発光が可能ですが、光度が次第に低下するため実用的な運用時間は25000時間程といっていいでしょう。
また低消費電力も特徴のひとつであり、LEDは電気を光へ直接変換します。
一灯あたりの消費電力は約60W、白熱電球と比べると40%、ネオン管式と比べると30%の消費電力軽減となり、非常に効率が良いのです。
優れた耐雷特性も持っているため、落雷時に破損することもありません。
航空障害灯のLED化によって、保守点検の労力が大幅に削減できた他に、消費電力の低減や効率化に成功いたしました。

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