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送電線鉄塔が完成するまでの流れ

こんにちは!
アスモ電工合同会社は、愛知県海部郡を中心にあま市などの中部地区にも活動範囲を拡大しております。
送電線鉄塔や航空障害灯設備など、高所作業が主な業務です。
送電線鉄塔が完成するまでにはさまざまな工程があり、それぞれの工程にスペシャリストがいます。
今回は、送電線鉄塔が完成するまでの流れをご紹介いたします。

送電線鉄塔完成までの流れ

工具
送電線鉄塔が完成するまでの流れは、調査・設計、仮設工事、基礎工事、組立工事、架線工事の5工程です。

調査・設計

送電線ルートを選定するため、事前調査を行います。
地表の高低や起伏、地層の性質・状態・種類・気象や、生活環境に影響を与えるか、鉄塔完成後の保守・点検の難易度、工事費用など、さまざまな条件や状況を考慮した上で、適切な判断が必要です。
ルート選定後は測量調査を行い、その結果に基づいて鉄塔の設計が開始されます。

仮設工事

工事現場へ資材や機材を運ぶ通路をつくり、工事に必要なスペースを確保するための工事を行います。
この工程は、工事を始める前の準備段階といってもいいでしょう。

基礎工事

鉄塔は台風などの強い風や豪雨のような天気になっても、耐えられるような基礎が必要です。
鉄塔の足を支える頑丈な基礎をつくるため、数十メートルの深さまで掘って杭を打ちます。

組立工事

鉄塔はとても大きな建築物です。
そのため、普通の建築のように人の手で資材を運んで組み立てるのは限界がありますよね。
鉄塔の組立工事では、大型クレーンを使用し、部材を釣り上げて鉄塔を組み立てます。

架線工事

鉄塔間で、電線を張る工事です。
ヘリコプターで軽いロープを運搬し、作業員は自ら高い鉄塔の頂まで登り、運搬されたロープを受け取って先端に括り付けます。
送り出す機械と巻き取る機械を使い、ロープからワイヤーロープ、電線といったように引き替えていくことで鉄塔間に電線が張られていくのです。

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アスモ電工合同会社は、航空障害灯設備工事や人々が生活する上で不可欠な地域のインフラをともに守る人材を募集中です。
弊社は航空障害設備の専門業者ですが、送電線鉄塔の工事も行います。
送電線鉄塔工事は山間部での高所作業なので、景観を楽しみながら作業ができるのもメリットのひとつです!
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